楽天でんきが改悪でSPU対象外になるけどまだまだおすすめな理由
楽天の改悪が止まりません。モバイル事業の赤字への穴埋めか、楽天せどりへの対策か、本当のところはわかりませんが楽天経済圏の美味しいところをいただく時期は終わりはじめたかも知れません。
先月に発表された楽天ゴールドカードで+2倍消滅に続いて楽天でんきの+0.5倍の特典が無くなることが発表されました。
でも冷静に金額を計算してみると楽天でんきにはメリットたくさん残っていますので解説していこうと思います。
楽天でんきとは、楽天グループの電気小売サービス
楽天でんきとは楽天市場をはじめとするインターネット総合サービス会社のうち楽天モバイルの提供する電気小売事業のサービスです。
電気代の支払いに楽天ポイントが使うことができ、さらに楽天カードで支払えば楽天ポイントを電気代で貯めることもできる人気のサービスです。
SPUも0.5倍の特典がついていましたので楽天経済圏の住人にとっては必須のサービスです。
ただデメリットも。
単身世帯や電気使用量が極端に少ない場合にはこれまでの電気供給会社よりも高くつくこともありますので注意が必要です、必ず試算しましょう。
↓のオフィシャルページから今の電力会社と電気料金がわかるものが手元にあれば簡単に趣味レーションできますので是非。
今回この楽天でんきを契約することで楽天市場でのお買い物するときに+0.5%つく特典がなくなりますということが発表されて話題になっています。
SPUへの影響は多くの利用者にとってわずか
では実際にこの改悪がどのような影響があるのか具体的に見ていきます。
SPUの改悪ということで直近で話題になったゴールドカードの改悪を参考に試算します。この時はゴールドカードをやめて通常カードに下げるのかプレミアムカードに上げるのかという損益分岐点がポイントになりました。いくつかの計算方法がありましたがここではプレミアムカードにするなら楽天市場で月3万円以上使うなら得というザイオンラインの記事を参考にします。
月3万円なので年間36万円のお買い物をするとして、そのときのSNSの声の大半は「そんなに使わない!」でした。
仮にその「そんなに使わない」を基準に計算してみるとSPU特典0.5%は1800円/年です。
楽天でんきを契約することで得していたかもしれないSPU特典は年間1800円にしかならないのです。
光熱費支払いに楽天ポイントが使えるのは強い
もちろん電気を契約するだけで普段の買い物のポイントが増えるというのは嬉しいことです。でも楽天でんきが評価されるべきところはもっと別のところにあります。
そしてそのポイントは今後も今のところは変わらないことが発表されています。
それは固定費である光熱費「電気代」をポイントで支払えるということです。
それはすなわち現金が手元に残るということも同時に意味します。
現金が手元に残るということはそれを元手に優良な全米株式インデックスファンドを買うことができます。
これを仮に年利5%で運用したとして先程の1800円を生み出そうとすると元手に36000円が必要になります。
一般的に2〜3人家族の平均電気代は月1万円と言われています。
これを月3000円だけでも楽天ポイントで支払うことができれば元手の36000円の現金は1年で手元に残るわけです。
さらにこの楽天でんきの支払いには期間限定ポイントも使用できるという優れた点もあります。
有効期限の短い期間限定ポイントを毎月の電気代の支払いに活用できるのはやはりメリットが大きいです。
まとめ 〜キャッシュイズキング!〜
ビジネスの世界でも投資の世界でもキャッシュイズキング=現金最強とはよくいったもんです。本来現金で払っている固定費をポイントで支払えることでその分の現金を手元に残す。
そしてその元手を投資に回す。
そのためにも私はまだまだ楽天経済圏で暮らしていこうと思います。